児童養護施設 睦の家


【施設長あいさつ】 

 

 昭和31年、若草寮が但馬に唯一の児童養護施設として開設されたから、半世紀以上が経ちます。昭和57年より児童定員60名の施設として運営してきましたが、平成25年、施設の地域分散化と小規模化、高機能化という社会的、時代的要請に対応するための施設整備及び分園化を実現し、丹波市に定員30名の新たな児童養護施設「睦の家」としてスタートしました。

 「睦の家」の名前には、若草寮を開設した南但愛育会創始者の『みんなが仲良く、健やかに育つように』との子どもたちへの願いが込められています。

乳児院くれよん、児童家庭支援センターリボン、里親支援センターまんまる、児童養護施設若草寮、そして「睦の家」が、丹波・但馬の地で、地域の皆様から愛されるような施設となるよう、全力で取り組んでまいりたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

 

 


〔理念〕

1 利用者の意向を尊重し、利用者が尊厳を保ちつつ健やかに育成されるよう支援する。

2 良質、適切、総合的な福祉サービスを提供する。

3 地域住民及び福祉関係者と協力し、地域福祉を推進する。

4 サービスの質と経営の透明性を高めると共に、経営基盤の強化を図る。

 

〔子育ての理念〕

1 私たちは、こどもの権利を保障します。

2 私たちは、こどもの成長・発達を支援します。

3 私たちは、こどもの自立を支援します。

4 私たちは、地域の子育てを支援します。

地域のこどもたちと一緒に学校生活を送ります。

放課後は部活動に取り組んだり、仲良く遊んだりしています。

休日は、外出をしたり、施設や地域の行事に参加したり、思い思いの余暇を楽しんでいます。

家庭の状況に応じ家族との面会や外泊もできます。

居住空間は、家庭的な雰囲気、安定した人間関係の中で生活を送ることができるよう、

8人程度のユニットを単位としています。

団らんの空間とともに一人部屋を確保し、

仲間との交流とプライベートにも配慮した環境を整えています。